30代の人におすすめしたい本

そろそろ社会人だけの生活から抜け出したい30代のサラリーマンが読んで良かったと思う本をご紹介します!

「金持ち父さん 貧乏父さん(ロバートキヨサキ)」

この本も大変に有名な本です。
私の周りでは、評価が結構分かれてましたが、私にとってはお金に関する興味と知識を初めて得られたので大変興味深い本でした。

世界ではどのような投資教育が為されているのかは分かりませんが、大学までの自分の人生においてお金に関する教育はほとんど受けて来ませんでした。恐らく日本人のほとんどが同じ状況ではないでしょうか。

投資の手段や方法は、その人の年齢やライフスタイルや家族構成によって変わりますが、投資(お金)に関する知識は少なからず勉強しておくべき、だと強く感じました。

誰かのお財布にお金を入れ続ける側で生きるか、誰かから自分のお財布にお金を入れてもらう側で生きるか。

普通に生活していくと、モノを買ったりご飯を食べたり家賃を払ったりという行為は、全て誰かのお財布にお金を入れてあげることに繋がっています。仕事とは別に自分の持っている知識や土地や資産を使って誰かから自分のお財布にお金を入れてもらえるシーンというのは、案外多くの方が普通に実現できる世の中になっています。

自分がやりたいことをやりながらお金をもらう人生の第一歩として、まずお金に関する知識をつけてみましょう。

 

「7つの習慣(スティーブンRコヴィー)」

皆さんご存知の超有名な著書です。

私は20代の時に1回、30代で3回読みました。
それまで色んな自己啓発本を読み漁っていましたが、すべての自己啓発本の本質を寸分の狂いなく言い表してくれている一冊です。

本当に読みながら目からウロコがぼろぼろと落ちてくる感覚がありました。

そういえばこの本を読んだことで、その後、本をちゃんと読みだすきっかけになった本かもしれません。

本の素晴らしさと、人間の本質的なところはいつの時代も変わらないことを実感させてくれる本です。

ちょっと読み出すには気合いがいる分量ですが、読み出せばきっとそんなことも忘れさせてくれるはず。

この夏休みを利用して一度読んでみると、その後の人生観が変わるかも。

 

 

漫画の方が読みやすい方には、こちらも。

「住友銀行秘史(国重)」

あのイトマン事件の表と裏についてを、元三井住友銀行の国重さんが暴露した本です。

おそらく我々30代はイトマン事件についてあまりご存知ないかたも多いのではないかと思い紹介いたしました。

この本は、登場人物がほぼ実名で、かつ刻々と進む会話の内容がリアルに書かれており、この事件の表と裏をすべてさらけ出そうとする著者の覚悟が大変に感じられます。
ここまで書いて大丈夫なのかな?と思うくらい。

高度経済成長期のなか、多くのビジネスマンが生々しく自らの人生を歩んでいく姿が非常に印象的な本でした。

過去の歴史を学び、それを未来に生かすことで更なる発展があるかもですね。

「海賊とよばれた男(百田尚樹)」

 

岡田准一主演の映画にもなった非常に有名な一冊です。

出光興産の創業に関するお話しです。
第二次世界大戦後にGHQ支配のなか、
国民と社員らのために役人やGHQらと本気で戦った創業者の生きざまには男でも惚れるほど。

自分の人生は自分で切り開くという強い意志が感じられる良書です。

今の仕事の進め方や生き方になんとなくを感じている方には是非おすすめの本です。

 

「常識の超え方(池田純)」

30代で球団社長を経験された池田純さんが
スポーツビジネスについて分かりやすくまとめられた一冊。

着任5年間で、
売上 赤字24億→黒字5億
観客 110万人→194万人

現状分析をし、課題に対して対策を立案し、実行する、という非常にシンプルな取組みではあるが、それに関わる関係者や仕組みに対して凄く丁寧に仕事を進める方だと。

スポーツビジネスに限らず、どんなジャンルのビジネスマンにおいても参考になる良書。

 

「はじめの一歩を踏み出そう(マイケル・E・バーガー)」

いつか起業をしたいと思っている方に是非読んでいただきたい良書です。

「はじめの一歩を踏み出そう」 マイケル・E・バーガー 03年

この本は、パイ屋を立ち上げたサラという女性経営者の事例を踏まえながら、
日常的に発生している事象が将来的にどのようなことにつながるのかを的確に伝え、
その事象を良い方向へと導く手法が分かりやすく書かれています。


“まず事業の現状を把握し、現実的な成長を遂げた事業の姿を決める。
そしてゴールと現在地のギャップを理解しなければならない。
事業で夢を実現する為には、このギャップを埋めることが必要なのである。

システム(仕組み)の「欠如」、他社と差別化する独自性の「欠如」など、
さまざまな「欠如」がギャップの原因となっている”

“聞いたことは忘れてしまうが、見たものは記憶に残る。
しかし、自ら実践しないかぎりは、何も理解することはできない”


起業したい、起業してみたいという思いはあるが、
なかなか起業に踏み切れない多くの方に是非一度読んで頂きたいと思える本です。
私も1年に1回は、定期的に読み返しており、その都度この本から新たなメッセージを受け取っています。

時代の流行り廃りに左右されない本質的な事象が書かれた良書です。

著者であるマイケル・E・バーガーが約20年間で経営支援をした
約25,000社以上のコンサルティングに基づく長年のノウハウを公開したものです。

 

 

 

「売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則(アル ライズ)」

マーケティング初級編におすすめな良書です。」


今から14年前の1994年に発刊された少し古い本です。が、、、、
読破後は、定期的に読む機会がくることを予感させるため、
古本屋ではなく、自宅の本棚にコレクトしようと思える本でした。

流行などではなく、人間心理の普遍的な部分にアプローチすることをおすすめしており、
非常に共感できる部分が多かったです。

例えば、第1章の「一番手の法則」
アメリカで一番最初に創立された大学は、ハーバード大学だが、2番目は??
答えはウィリアムアンドメリー大学!(正直に私は初めて耳にしました・・・)

また、「あなたがご自身の奥様、またはご亭主よりもましな相手に出会っても、弁護士の費用や、家や子どもたちと離れ離れになることを考えれば、乗り換えるほどの価値はない。」など。

このように人間の普遍的な心理に対してアプローチすることをお勧めしてくれる本で、
第22章を通して事例として紹介されるケースは古いものも多いですが、非常に納得感を感じさせる内容です。

流行り廃りが早いこの時勢、人間の本質的な部分にアプローチするマーケティング手法をとることで、
あなたがマーケットリーダーになる日も近いかもしれません。